脳腫瘍を究める脳腫瘍症状あれこれ
脳腫瘍の部位によっては、小さな腫瘍でも壊滅的な影響を及ぼすこともあれば、
腫瘍が比較的大きくなるまで症状が現れないこともあります。しかし、脳組織が
破壊されたり、頭蓋内圧が上昇して脳を圧迫しはじめると症状が現れてきます。
腫瘍が拡大するにしたがって頭蓋内圧が上昇します。
体の別の部分で発生した癌が脳へ転移した場合は、元の癌による症状も現れます。
脳腫瘍の3分の1は
神経こうしゅ(グリオーマ)
です。悪性の腫瘍です。
髄膜腫は脳をおおっている髄膜からできてくる腫瘍で、一部を除いて良性。髄膜
腫が大きくなって脳を圧迫すると、てんかんを起こしたり、半身マヒ、視野障害、
臭覚障害などが現れてきます。
下垂体膜腫は脳の中心の下方にある下垂体にできる腫瘍。腫瘍によってホルモン
の分泌が過剰、あるいは少なくなったりして症状が現れます。成長ホルモンが過剰
分泌されると、思春期前だったら巨人症、思春期以降だったら末端肥大症が起こります。
副腎皮質刺激ホルモンが過剰分泌になると、顔が丸くなり、腹部が肥満して皮下に赤い亀
裂のようなスジが現れたりします。プロラクチンが過剰分泌されると、妊娠してないのに
乳汁が出て月経が止まったりします。
脳腫瘍による頭痛は時間とともにより頻繁に起こるようになり、最終的には痛みが常に持
続するようになります。横になっているときに悪化することが多く、眠っていたのに眼が覚
めることもあります。徐々に成長する腫瘍では、目覚めたときに悪化するのが典型的です。
このような特徴的な頭痛が、それまで頭痛がなかった人に起きた場合は、脳腫瘍が考えられ
ます。
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